大根オロシ
大根おろしの辛みを得るためには、細胞を効率良く壊すことが必要である。そのためには大根の切断面を繊維を断ち切るようにおろすとよい。おろし金に対して直線に力をこめて一気にすりおろすとより辛味が増す。具体的には長手方向に対して直角に円を描くように回しながらおろすと良い。『怒りながら大根をおろすと辛くなる』という昔ながらの伝承は、道理にかなっているといえる。
さらに、おろしてから5分程度経過したら、辛みがピークに達しその後減少する。また、皮付きでおろすと更に辛みが増す。逆に辛味を減らしたい場合は、くびの方を使い、輪切りにした側面からゆっくりと円を書くようにすりおろす。繊維に沿っておろすことになり細胞が壊れにくいためである。前述の皮の方に辛みがあるのでさらに芯の部分を使用すると辛みは減少する。 さらに甘みを生かす為にはおろしたあと即加熱することで10分程度で加熱前より2倍程甘みが増す。
イソチオシアネートは揮発性のため、おろしてからしばらくおいておくと辛みが減少する。また、ビタミンCなども時間とともに同様に減少する。それをさけるためには、食べる直前におろす。因みに人参を使ったモミジオロシは大根と食べ合わせがよくない。
2009年グッドデザイン賞受賞
オールステンレス製でフッ素加工をしていますのでサビにくく汚れが落ちやすのが特徴です。使用後の手入れが簡単であり触った感触も落ち着いて心地よいそんな道具です。
フッ素加工はサビにくいだけではなく、水分を弾く特性があり、そのため汚れがつきにくく、落ちやすいのです。におい残りも
しにくいです。その結果不要な洗剤が要らなく、環境に優しい製品でもあります。
食材の触れる(おろす)面が先端にいくほど凹面に湾曲しています。素材の接地面が変化し、少ない力で楽にオロすことができます。
櫛形に起こされた刃の配置パターン
直線のストローク運動に対してV字にあたる刃は、オロされた食材を刃のついていない方向から下へ誘導します。
長芋等をおろすと分かりやすいですが、下へときれいに落ちていきます。また、力加減で素材の粗さを調節できます。
・軽く、力を入れずにオロすときめ細かく柔らかい仕上がりに。
・強く、刃に深く入れる様にオロすとシャキシャキした触感の仕上がりに。
独自の先端ワイヤー形状は16〜20cm程度の
ボールやどんぶりにフィットするように設計されています。
商品詳細情報
■サイズ
W98×H275×D25mm
■重量
約150g
■素材
ステンレススチール(フッ素加工)
■生産
日本
■メーカー
FDstyle