玉子焼きとは(Japanese Omlette)
溶いた鶏卵を料理器具で焼きながら巻いて筒状にした日本料理(和食)。弁当の定番の惣菜であり、家庭料理の一つで日本独特の調理方法である。
「厚焼き卵」とも呼ばれる。砂糖を多用した甘いもの、軽い塩味のものなどが一般的である。味付けには醤油、出汁、砂糖や味醂の他、めんつゆなどが用いられる。
応用料理にはホウレン草や人参、明太子や桜海老、しらす干しを入れたもの、うなぎを入れて巻く「う巻き」など多様なものがある。
寿司店では、玉子焼きを上手に焼き上げられなければ一端の職人として扱われないという伝統があり、通はまず玉子焼きを注文するとされたことも。
玉子焼き、出し巻き、厚焼き玉子専用フライパン
玉子焼き専用に作られた銅製のフライパンです。
最も料理頻度の高いとされる玉子焼き。
朝食やお子様・ご主人の弁当の定番のおかずになり、経済的な料理だからこそ、こだわりをもってご使用できる
中村銅器製作所の「銅製たまご焼き器」をセレクトしました。
慣れるまでは焦がすことも…
適切な火加減をつかんでいただければ、その実力を発揮してくれます。道具がその火加減を教えてくれるともいえますね。
<中村銅器製作所>
大正初期に創業、創業80年を迎える老舗工房「中村銅器製作所」。
今もなお、昔ながらの手法で「銅鍋」を職人が一つ一つ丁寧に作り上げる、職人の手が生み出す、こだわりの調理道具です。
ずっしりと重厚感のある中村銅器製作所の玉子焼き器は、銅に厚みをもたせることで、蓄熱された余熱で調理できます。その伝導率の高さから、微細な火加減をそのまま伝えてくれます。
錫メッキではなく、錫を焼き付けているのが特徴です。
焼付けはメッキをよりも厚く仕上がります。錫の融点は230℃くらいですが、卵を焼くのに最適な温度は180℃くらいなので調理中、錫が溶けて困るということはありません。
銅の玉子焼きの使用にあたっての注意点
鉄のフライパンと違って、空焚きは厳禁です。
使い始めは、鍋を洗って乾かした後、鍋の7分目を目安に油を入れて非にかけ、弱火で4〜5分煮て下さい。油がなじみ、焦げ付きにくくします。
銅の玉子焼きのサイズ
柄に角度があるので、鍋を火から外すと、自然と鍋の頭が下がります。
そうしたら、その頭を持ち上げるようにすると、卵が自分の重みでパタンと返ります。熟練すれば上手に畳めること間違いなし!
鍋部分:横122mm×縦168mm×深さ30mm
※こちらの商品は1つ1つ手作業で作成しているため、若干のサイズ誤差が生じる場合がございます。予め、御了承下さい。
重量:約620g
商品詳細情報
■サイズ
鍋部分:横122mm×縦168mm×深さ30mm
※こちらの商品は1つ1つ手作業で作成しているため、若干のサイズ誤差が生じる場合がございます。予め、御了承下さい。
■重量
約620g
■素材
銅(内側錫焼付け)
■生産
日本(昔ながらの製法でひとつひとつ手作業で製作)
■メーカー
中村銅器製作所
※IH非対応
※ナベの内側の錫の焼付けも手作業で行っており、 塗りムラ等も味としてお楽しみください。手作業ならではの錫焼付けの厚みは、単なるメッキとはひと味違います。
ご購入の前にお読み下さい
大正初期に創業、創業80年を迎える老舗工房「中村銅器製作所」
今もなお昔ながらの手法で職人がひとつひとつ丁寧に作り上げる、こだわりの調理道具です。
本来、中村銅器製作所は、その道具や素材の持つ特性を大事にして業務用/調理職人用の商品を製造しておりましたが、それらをご家庭向けに販売させて頂いておりますので化粧箱等は付属しておりません。
磨きや仕上げ具合につきまして、銅は比較的柔らかい金属のため製造時についた小さな傷や指紋・酸化などが見られる場合がございます。使用するうちに必ずつくものですので、検品漏れではございません。
画一的な工業製品には無い、四方の溶接・ヤスリ磨き跡、錫が外側についていたり塗りムラ等がございますが、職人がひとつひとつ創りだす手作りならではの証となりますのでご了承くださいませ。
上記、ご留意・ご理解の程お願い申し上げます。
■最初にご使用になる前に
食器用洗剤をつけたスポンジで洗って完全に乾かした後、ナベの7分目を目安に油を入れて火にかけ、 弱火で4〜5分煮てください。
(ナベから目を離さないよう注意。) こうする事で油がなじみ、焦げ付きにくくします。
煮終わった油は不純物が浮き上がる事があるので、完全に冷めてからお捨てください。
■お手入れ方法
・ナべが冷めてから、キッチンペーパー等で内側のくずを取り除き、薄く油を引いてご収納ください。
※油がナベに馴染み、一層焦げにくく使い勝手がよくなります。
(油が馴染んできますと錫(銀色部分)が変色してきますが、ご使用に支障はございません。)
※油が気になる場合、又はしばらくご使用にならない場合は軽くスポンジで洗い、次回使用の際に油馴らしをしてください。
・外側は食器用洗剤等を使用し、スポンジで洗ってください。
・焦げ付いた場合、ナべに水を入れ火にかけ、沸騰させた後にスポンジで洗って【最初にご使用になる前に】と同じように油馴らしをしてください。(たわし・クレンザー・金属製の器具等でこするのはおやめください。疵つきの原因となり、またその部分が更に焦げつきやすくなります。)
・食器洗浄機のご使用はおやめください。
・木柄は、温度・湿度変化やご使用環境などにより、木柄の含水率が変わり、ぐらつく場合があります。
その場合は木槌や金槌で、
1.木柄のお尻を軽く叩いてください。 2.その後、銅釘部分を叩いて下さい。 これにより締め治しができます。
・IHには対応しておりません。
■ご使用上の注意
・空焚きは絶対にしないでください。
・中火以下の火加減で調理してください。
・調理後の食材は速やかに別の容器へ移してください。緑青の発生や錫引き、錫メッキが取れる原因となります。
・食材をかき混ぜる時は金属製の器具は使わず、木製またはソフト素材の器具を使ってください。
外側の汚れがひどい場合
銅磨き専用のクリーナーや粒子の細かいクリームクレンザーを塗り、柔らかい布で一定方向に磨いてください。
その後、台所用中性洗剤とスポンジで洗い、乾拭きしてください。
銅製品は、使用するうちに深い飴色へと変化していきます。
元の色を保つことは不可能ですが、上記の方法で多少は元の輝きを取り戻すことができます。
(銅の地肌の微妙な色合いの変化をお楽しみいただけましたら幸いです。)